
− 長和町の四季 −








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¥800 (税込み)100g


無農薬無化学肥料で栽培しています。
畑の土作りも有機肥料だけにこだわっています。
Ⓡ
山村再生プロジェクト
一年間の実習風景








2019年産販売開始しました




※標高800〜1,400mで栽培された純長和町産「キヌア」を丁寧に脱穀・乾燥させた逸品です。
※標高1,375〜1,400mの、おそらく日本一の標高の高い「キヌア」圃場で栽培された「キヌア」は、限定150袋を別価格で販売しています。
※播種から収穫まで無農薬無化学肥料で栽培し、防腐剤などは使っていません。
※もちろん土作りも有機肥料のみです。
「キヌア」とは?
南米のコロンビアからボリビアにかけてのアンデス山脈一帯が原産で、“スーパーフード”と呼ばれる食物の一つです。アメリカ航空宇宙局のNASAは宇宙食として、国連は食料危機の重要な解決手段として認定し、今日とても注目されています。2013年には国連主導の国際キヌア年が開催されました。




「キヌア」の特徴




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「キヌア」は9種類の必須アミノ酸を全て含む唯一の植物性食物
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グルテンフリーです。ソバ、ムギ、大豆などのグルテンアレルギーの方も安心して食べられます。
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タンパク質の含有率は麦、米、トウモロコシ、オーツ麦より高く、動物性タンパク質の代わりになる場合もあります。
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カロリー値は卵、牛乳より高く、肉に匹敵するほどと言われています。
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ビタミンE、ビタミンB2が豊富です。
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他の穀物よりカルシウム、カリウム、マグネシウム、リン等のミネラルが多く含まれています。
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最近の研究ではキヌアには植物エストロゲンが多く含まれており更年期後エストロゲンの減少によって引き起こされる骨粗しょう症、動脈硬化、乳がんを防止または減少させる効果があると言われています。




100g当たりの成分比較表

文部科学省「食品データベース」、カロリーSlism「カロリー計算」より作成
− 「キヌア」が出来るまで −
ダイジェスト動画




除草・追肥・中耕
6月初旬から除草・土寄せが始まります。ここから雑草との闘いが始まります。強い陽射しは「キヌア」には大変良いのですが、雑草にも良くどんどん繁茂します。除草も「チュウックレ」にすると、「キヌア」と雑草の種が混じり、選別で苦労します。暑い中で何回も除草します。7月始めには有機肥料の追肥をし、中耕してしっかり土になじませます。
少し芽が伸びてくると、鹿に狙われます。鹿に食べられ全滅したこともあります。山村の獣害は増々深刻になっていますが、「キヌア」・「アマランサス」も狙われ始めました。鹿と知恵比べしながら格闘してます。




播種作業(5月頃)
5月遅霜が終わった頃、ウグイスの声を聞きながら播種が始まります。「キヌア」もデリケートな作物で土を厚くかけると発芽しません。ほんの少しづつ手で土をかけます。薄すぎると鳥などに食べられ厚すぎると発芽しないので、丁寧さが必要な大変な作業ですが、東京農業大学山村再生プロジェクトと信州長和ファームの協働作業で行います。
ここで「チュウックレ」(長和町の方言で『いい加減』というような意味)に作業すると、収穫できなくなります。




収穫・乾燥(8月・9月頃)



「キヌア」の実がはっきりわかり、少し白くなってくると収穫が始まります。「実こぼれ」を少なくするため、手でも刈り取ります。腰をかがめた収穫作業は辛いです。機械で刈り取ることも検討しています。刈り取り後は乾燥。ビニールシートに広げたり、ハウス内にかけたりして干します。
脱穀・選別(9月・11月頃)
「キヌア」の実は1mm程の径です。小さい!
それで脱穀は手作業!!叩いたり、踏んだり…。今、新しい方法を試験中ですが、上手くいかない。ロスが多い!
脱穀後は選別です。これが一番大変です。何せ実が小さいので唐箕選別してもどこかに行っちゃいます。改良型の色彩選別機と磁鉄除去機にかけ、籾摺り機で摺ってやっと商品の形になります。



袋詰め(10月頃)
やっと袋詰め!!
100gづつ手作業で詰めます。ここでも異物を見つけたら取り除きます。こうしてやっと商品になります。やれやれ!!






東京農業大学の先生も勧めています→
信州長和ファーム
386-0601長野県小県郡長和町大門1581番地
(長和雑穀研究会)
Tel / Fax 0268-68-0377
(農作業などのため留守にする場合がございます。ファックス・メールでのご連絡は月曜日から金曜日までに確認します。)